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法人番号の概要と留意点
マイナンバーは個人番号と法人番号の2種類が存在
マイナンバーには個人番号と法人番号の2つの種類があります。個人番号は一般的によく知られていますが、法人番号も存在します。
1. 法人番号とは？
法人番号は、法人に付与される番号です。特徴としては、すべての法人に付与されるわけではなく、13桁の数字で構成されています。
・法人番号はすべての法人に付与されない:
法人番号は、国や地方公共団体、設立登記法人、国税に関する届出を提出する団体などにのみ付与されます。ただし、該当しない法人や団体でも希望すれば指定を受けることが可能です。
・法人番号は13桁の数字:
個人番号との違いは、番号の桁数です。個人番号が12桁であるのに対し、法人番号は13桁です。法人番号は、設立登記をした法人には既に与えられている12桁の「会社法人等番号」に1桁を加えた形で付与されます。
・法人番号の利用範囲:
個人番号と異なり、法人番号の利用範囲には制約がありません。個人番号が厳格に規制されているのに対し、法人番号は利用範囲が制約されていないため、誰でも自由に利用することができます。
2. 法人番号の公表・通知について
個人番号と異なり、法人番号の通知は法人自体に送付されます。法人番号指定通知書は、登記完了後に登記上の所在地に普通郵便で送付されます。ただし、新設法人の場合、郵便局が登記上の所在地を把握していなければ通知書を差し戻す可能性があるため、法人名を表示した看板や郵便受けを設置するなどの準備が重要です。法人番号は公開情報として扱われるため、公表されることもあります。
以上が法人番号と個人番号の違いについての説明です。法人番号は法人に関わる登記や税務などに利用され、個人番号とは異なる特徴を持っています。
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