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個人事業主の給与計算について
個人事業主が自由に使えるお金は
個人事業主の給与についての説明 個人事業主の給与は、売上から必要経費を差し引いた利益(所得)となります。個人事業主は、自身の利益を給与として使用することができます。これはサラリーマンの給与とは異なる考え方です。ただし、個人事業主には給与という概念は存在しないため、ここでは個人事業主が自由に使えるお金を「給与」と呼びます。 個人事業主の給与から差し引かれる費用 具体例として、フリーランスのWEBデザイナーの月間売上が700,000円で経費が400,000円の場合を考えましょう。経費には事務所の家賃、水道光熱費、広告費、打ち合わせの食事代、交通費、通信費、接待交際費、その他の必要経費が含まれます。この場合、売上から経費を差し引いた利益(所得)は300,000円となります。
社会保険料と所得税の考慮を
個人事業主の給与と所得税の関係 ただし、この300,000円は個人事業主が自由に使える金額ではありません。毎月、国民年金と国民健康保険の支払いが必要です。国民年金の月額は約16,490円であり、国民健康保険料は所得や年齢、自治体によって異なりますが、売上を継続する場合、年間利益(所得)が3,600,000円であれば、月額は約25,000~35,000円となるでしょう。国民年金と国民健康保険料を合わせると、約45,000円となります。したがって、300,000円から45,000円を差し引いた給与は255,000円となります。 ただし、この給与は所得税を考慮していません。個人事業主は年次の確定申告時に所得税を支払う必要があります。 個人事業主は自身の利益を先に受け取り、年次の確定申告時に納税するため、納税資金を適切に確保しておかなければなりません。給与の中から家賃や食費、娯楽費などの生活費を賄いつつ、納税資金も別に確保する必要があります。給与額が25.5万円であっても、余裕はほとんどありません。
給与を増やすには売上増か経費節減を
個人事業主の給与管理と資金管理の重要性 上記の例では、給与を増やすためには売上を増やすか経費を削減する必要があります。個人事業は事業と個人の財務を別々に管理することが重要です。毎月の生活費と事業費を別々に管理することで、どの程度の金額を生活費として使用できるかが明確になります。 個人事業主は適切な会計ソフトを活用することで、資金管理を効率的に行うことができます。十分な資金管理が必要であり、必要な時に必要な資金を用意できないと倒産や破産のリスクがあります。
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