USEFUL INFORMATION
お役立ち情報
【資格と独立】独立開業には資格が必要?起業に「有利な資格」について
資格が全てではありません
独立開業するためには、何らかの資格が必要なのでしょうか?また、独立開業において有利な資格は存在するのでしょうか?資格が必要とされる職種もありますが、独立開業を目指すために必要な資格はどのようなものなのでしょうか?結論から言えば、独立開業するために絶対に必要な資格はありません。ただし、特定の業務においては資格が必要とされる場合もありますが、それは例外的なケースです。 世の中にはさまざまな資格が存在し、同じ分野でも様々な認定団体がそれぞれの資格を設定しています。例えば、パソコン関連の資格を考えてみても、システム関連、ネットワーク、プログラミング、データベース、Web、デザイン、Office、ITコーディネーター、情報リテラシーなど、多岐にわたる資格があり、それぞれが異なる認定団体によって認められています。企業にとっては、資格を取得していることは評価の対象となるかもしれませんが、個人が独立開業して仕事をする上では、それほど重要ではありません。自分の名刺に資格を載せてお客様の信頼を得ることも考えられますが、実際のお客様とのやり取りが始まれば、資格の有無は関係ありません。
認定団体によっては意味が薄い資格も存在する
世の中にはさまざまな資格が存在しますが、認定団体によっては意味の薄い資格も存在します。民間の資格は制限がなく、いわば「作ったものが勝ち」です。認知度の低い認定団体が提供する資格は受験者や取得者が少なく、資格を取得してもお客様の信頼につながりにくい場合もあります。また、資格取得には試験合格だけでなく、指定された講座の受講が条件とされる場合もありますが、講座の受講には数十万円の費用がかかることも珍しくありません。独立開業には初期費用を抑える必要があると言われていますので、資格試験のために時間を割いて基礎知識を勉強するかどうか、資格だけが全てではないことも考慮して再検討することをおすすめします。
独立開業に有利な資格
独立開業において有利な資格はあるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。 業務独占資格は独立開業に有利 業務独占資格とは、その資格を持っていないと特定の業務に従事することができない資格のことを指します。 例えば、弁護士法では「弁護士でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない」と定められています。同様に、税理士法では「税理士でない者は、この法律に特別の定めがある場合を除き、税理士業務を行うことはできない」と規定されています。つまり、これらの資格を持っていないとその業務に携わることができないのです。資格を持っている人が少ない業務であれば、競合も少なくなるため、独立開業には有利と言えるでしょう。 主な業務独占資格の登録者数・試験合格者数 主な業務独占資格について、登録者数や試験の受験者数、合格者数をまとめました。競合がどれくらい存在するのかや試験の難易度などを参考にしてみてください。
お申込み・サービス資料はこちら
渋谷のバーチャルオフィス探しでお困りの場合、
ショコラ渋谷までお気軽にご相談ください。